今回の記事では
前回の続き、体験研修を受けるにはどうすればよいか について記していきます
体験研修を受けるためには?
さて、体験研修を受けるためにどこに相談すればよいかですが
自身で体験研修についてネットで調べたところ
「公益財団法人 東京都農林水産振興財団」が窓口であるということが分かりましたので
前回同様、まずは電話で詳細を聞いてみよう!と思い電話してみました
東京都農林水産振興財団への相談
私 「もしもし、わたくしは現在新規就農を考えている者です
先日、研修を受けたい旨の相談を東京都農業会議さんにしましたところ
まずは体験研修から受けてはどうかとのご提案をいただき
財団さんへお電話をさせていただいた次第です」
先方「そうですか、事情は分かりました
仰る通り、体験研修はこちらが窓口となっておりますのでご案内可能です
ただご案内にあたり、面談をさせていただきたいのですが
お時間をつくっていただく事はできますか?
対面 or オンラインでお選びいただけますがいかがでしょうか」
私 「それでは対面でお願いいたします」
(どちらが正解という事ではありませんが
個人的には対面とオンラインでは伝わり方に違いがあると思っておりまして・・
今の時代様々な事がオンライン上で行えるようになり
大変便利と感じる一方で大切にしてきた何かが欠けているような気がしてしまい
ここでは敢えて手間のかかる方を選択いたしました
ただ繰り返しになりますが、私自身どちらが正解かという事も分かりませんし
きっとどちらも正解なのかなとも思います)
先方「では別途ご来社いただいて面談という事でよろしくお願いいたします」
東京都農林水産振興財団との面談
この日はいわゆる面直での”面談”ということで
先方から体験研修についての概要説明をいただき
そのうえで基本的な質問を受け私がそれに回答するという形で進行しました
下記、いただいたお話の中で重要だと理解した内容を2点記しておきます
・農業は”経営”であるということ
農作物を作って完結ではない、その先の出荷販売まで含めて始めて成り立つ
どんなに良い立派な作物を作ったとしても販売先がなければ意味がなく
ただ趣味で家庭菜園を営んでいる事と何ら変わらなくなってしまう
・(これは面談内でのQAの内容になります)
私 「これは農業会議さんでも伺ったお話になりますが
新規で就農する事は本当に厳しく大変な事であり
就農しても長続きせず辞めていってしまう方もいらっしゃると伺いました
辞めるという選択をされた方それぞれ理由も様々と思いますが
その理由として一番大きなものは何でしょうか」
先方「いま世間ではマスコミをはじめネット上でも新規就農者に焦点をあてた記事が
多く出ていると思いますが、その伝わり方として農業=悠々自適として
描かれているように思います
悠々自適という言葉は”人間関係をはじめ世の中の面倒な事から離れられる”とか
”何にも縛られない自由な生活”というような意味で受け取られるかも知れませんが
実際の農業での生活は逆だと思います
むしろ、人間関係はより深い密接なものとなりますし、各種組織における
担当や当番等で時間の拘束もあります
ですから、まず入口としてその認識を間違えてしまうと長続きしないと思います」
という事で面談は終了となりましたが
色々と考えさせられる内容ばかりで大変勉強になる時間でした
体験研修を受ける事については特に問題なく
今後研修に向けた段取りを進めていただけるとの事でした
まとめ
東京都農林水産振興財団さんへの相談の結果
体験研修を受けられる運びとなりましたので
次回は、体験研修 について記していきます

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